どこの国もそうですが、温泉については、それなりの効能があると言われています。それは、成分によって、かなり細かく分かれているようですが、実際の所は不明な点が多いのが事実です。
まず、硫黄泉ですが、これは余り聞きませんが、日本全国にあります。この硫黄泉の効能で最も注目を浴びているが、秋田県の新玉川温泉です。ここは、なんとガンに効くと言われています。実際、ここは多分我が国で唯一でしょうが、警察が駐車場で見張りをしているという珍しい場所です。末期ガンの患者等が、数ヶ月間といった単位で湯治を行うことで有名で、有名なキャスター等もここを訪れたそうです。
そして、最も多いのが塩泉です。これは、我が国でメジャーであり、まず体が体が温かくなるため、病気治癒等に効果があると言われています。そして、最後にミョウバン泉があります。これも塩泉と同様に、体が温かくなるといわれており、それに伴い、自己治癒力が向上すると言われています。
温泉と一言で言っても色々な種類がある事は皆様ご存じだと思います。
日本全国にある温泉の中で最もよく目にするのが単純泉です。
これは温泉水に含まれる有効成分が少なく、無味無臭で体に刺激が少ない特徴があります。
入浴後の特有の臭いが苦手な方にも良いですね。効能としては疲労回復、冷え性、健康増進など
一般的な効果は見られますが、怪我や病気の治療目的には物足りないかもしれません。
外傷を治癒したいとお考えの方は、塩化物泉がお勧めです。
食塩による殺菌作用で、皮膚疾患や外傷の治療に効果が有ります。
美肌効果を期待されている方は、炭酸水素塩泉がお勧めです。
湯の性質がアルカリ性であるので、たんぱく質を分解し余分な角質層を除去してくれます。
皮膚病の治療に期待されている方は、硫黄泉がお勧めです。
硫黄は殺菌作用が高く、皮膚の角質層を柔らかくし、毛細血管を拡張させてくれます。
但し、卵の腐った様な強い臭いと刺激も強いので肌が弱い人は注意が必要です。
いろいろな源泉の効能を理解し、自分に適した温泉を選んでみて下さい。
Last update:2024/10/7